鉄火裁き・鉄火というものをご存じだろうか
「鉄火裁き」とは裁判を行っても、どちらの言い分が正しいか決めかねる時、神前で焼けた鉄の棒を握り取った方を勝ちとしたものだそうな
看板を書き起こしてみると
「元和五年(1619年)藩主蒲生家の時代、松尾村と縄澤村の間で山の利用権をめぐって争いになり刃傷沙汰へ発展したため、藩庁が間に入って調停しようとしましたが、理・非の裁断ができず、両村もまったく引かなかったため、「鉄火」による決着を行うことになりました。
すなわち、両村から代表者が出て、鉄火(真っ赤に焼いた鉄の棒)をつかみ、先に落とした方が負けという勝負です。
この勝負は負ければ「御成敗」、勝っても重傷の火傷を負うという苛烈きわまりない裁判です。」
絶好のツーリング日和…さわやかな空気…何の気もなしに入った神社でこれだよ!!!!!