秋の夜長の電装改善計画の巻 その2

前回より家の原付スズキ・ギャグの電装関係を6Vから12Vに改造していました

そして結果は…!!?

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あのさぁ…(呆れ)

ヘッドライト、テールライトアイドリングで明るくならず!!

アクセルを開けると一応明るくはなるんですが少し期待外れな感じ

youtu.be

原因はただ単純に発電機の「半波整流」って所にあります

今回自分が行ったのは交流電源電気系統の「半波整流」ってやつでして

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↑片方の山が来た時に発電している

ギャグのヘッドライトやテールランプ電気は「交流電源」なんです

ジェネレーターで発電した電気を使って点灯させる仕組みなので常時点灯しない、ライト類は回転数を上げないと暗いままなんですね

そんじゃあライト類を直流にすればいいじゃんって話なんですけどこれがまためんどくさい

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↑山が来た時に全て発電している

ウインカーやストップランプ、ニュートラルランプ、ホーンはジェネレーターに依存しない「直流電源」バッテリー依存なので明るくなりましたが

ジェネレーター部分の大規模な工作が必要になるみたいなので今回はやめておいたというわけ…

(ジェネレーターが発電した電気を全てバッテリーへの給電に加工する必要があるみたい)

じゃあ全然意味無かったの?って言われるとそこは違いました

メリットとしては

・ウインカー、ストップランプがすごく明るい

・エンジンの始動性が向上した

・アイドリングが安定した

点火系にも12Vが送られているので調子が凄く良くなった印象です

ヒューズや点火制御の回路、ジェネレータとか焼けたりしないの?ってのも心配なんですが先人達の記事や記録を読むとなんか大丈夫っぽい?です

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やっぱりしょぼしょぼの状態はなんとかしたいもの

せっかく12V化したしフォグランプでも付けてごまかしましょうかね?

 

そしてテスト走行に出向いてみました
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道の駅かくだに寄った所で道の駅の職員と思しきおじさんから話しかけてもらいました
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今度イベントがあるから是非参加してねぇとのこと。
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んでは一丁参加準備にかかりますか!

その後海側まで下って…
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夕日を眺めながらのナイトツーリングと洒落込みました

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真夜中走った結果は最初の画像を見ていただいて…😩

さらなる電装改造計画を練る秋の夜長でございましたとさ。

ここまでお読みいただきありがとうございます😊

秋の夜長の電装改善計画の巻 その1

ご無沙汰しております

10月頭から家の原付、GAGの作業を進めてました

してその作業とは…?

まずは下の写真をご覧ください
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…ライト暗い🙁

このGAGというバイクの電装は昔のバイクにありがちな電装関係が6Vになっています

(今のバイクは12V)

よって昔からある電装関係を12Vに改造することにしました。

以下の内容は素人によるネットの先人様が残してくれた情報を頼りに自分なりに制作してみた結果です

真似される方はいないと思いますが自己責任でお願い致します

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ひとまずのモノは揃った写真↑

dt012.blog130.fc2.com

edamas-ya.seesaa.net

https://aucfree.com/items/r414894936

plaza.rakuten.co.jp

www.80s-meeting.com

↑12V化するにあたって参考にさせていただいたサイト様

とりあえず参考になるかはわかりませんが配線図を作ってみました

まずは元々付いている配線類を切ったり貼ったりしたくないのでエーモンの3極カプラーを使い変換配線を制作

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配線の色も合わせて作るべきなんでしょうけど赤色で作っちゃいました

続いて中華製のホンダ用汎用12V半波整流レギュレーターに繋ぐための配線を作っていきます

ホンダ用を使うってのが味噌でスズキ用のレギュレーターは配線の位置が違うみたいなんです

よって作例があるホンダ用(SH634A-12互換品)にしたってわけですな
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組み上がったら車両に取り付けます
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中央の黒い箱が6Vのレギュレーター
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オレンジ色の部品は12V用ウィンカーリレー

これはただ差し替えるだけです

バッテリーのサイズがかなりギリギリですがなんとか納めました
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続いてGAG側の黄白配線に配線コネクターを使い割り込ませます
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ペンチでギュッと押し込み割り込み完成
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鍬形端子でボディアースを取って…
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バッテリーの位置は迷ったんですがこの位置で固定
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全ての電球を12V用に交換して恐る恐るキーをオン!

ウインカーが明るい!

やったか…!?

実際どうなったのかはその2に続きます

 

2024夏後半ツーリング振り返りの巻

今週のお題「夏の思い出」ということで…

先日の海側ツーリングの振り返りなどをしていこうと思います

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松島を過ぎた東部道路PAで休憩していると上空から爆音が
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ぬぬっ!?あの機影は…!
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ブルーインパルスの皆様でした
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凄いテクニックだぁ…

www.youtube.com


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しばらく見学してお別れします

三陸道を飛ばして気仙沼大島に到着

天気にも恵まれて島が光輝いて見えますねぇ

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ウェルカムターミナルにて持ってきていた土偶くん2対と共に記念撮影
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無人で動く芝刈り機くん達

時々迷ったような挙動をするのが愛らしい
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三陸オリキャラホヤボーヤくん

道を聞くついでにステッカーを購入しました
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タフなステッカーみたいです

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バイクに乗せたホムセン箱の良さげな位置に貼っておきます

お土産は食べたら終わりなんですけど何か形に残るもんが欲しくなる今日この頃…
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gogonoyokoana.hatenablog.com

旅の目的地のみちびき地蔵に参拝

とても静かな場所でした…

みちびき地蔵に近い浜辺でまたもや散策
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落ちていたアワビの貝殻で遊んでみました

せっかく大島まで来たので島をぐるっと一周してみることに
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龍舞崎って名前がかっこいいですな!

例によって先っちょまで向かうことに
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案の定先っちょまでは遠いんですはい…
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リアス式海岸を眺めつつ散歩

途中の分岐で気になる看板があったので乙姫窟というスポットに向かってみますが…?
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ここ降りるんすかぁっ!?

なんという角度…!
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恐々としながら海蝕洞へ
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中はというと神秘的な感じ…

海が荒れた時には来ちゃいけない所ですねぇ
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元来た道に戻って先っちょをまた目指すことに
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視界が開けてきました
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気仙沼湾を一望
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徒歩15分ほどで先っちょの灯台に到着
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とりあえず記念に土偶くん達と龍舞崎

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記念撮影をした後は島内をぐるっと回ってウェルカムターミナルまで戻ってきました

大島というか島🏝️独特のギュッと濃縮されたような街並み…小学校や道路の作りも一見の価値ありの大島観光でございました。

続けて今日のキャンプ地の唐桑半島にある御崎野営場にむかうことにしました。f:id:gogonoyokoana:20240924072850j:image

御崎野営場を利用するには事前に唐桑半島ビジターセンターへ連絡を入れる必要があります

kesennuma-kanko.jp


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ビジターセンターのお姉さん達にキャンプ場電話で予約したんですけど〜と伝えた後にキャンプ場の管理人さんの所に案内されて受付
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潮風香るキャンプ場ってのもいいですね

松林がちょうど海風を防いでいるようです

あと蚊が一匹もいないのもナイスポイントf:id:gogonoyokoana:20240924065738j:image
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今回のキャンプの前菜はビジターセンターで購入したホタテ貝(800円)
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なかなかの大きさ

焼き網を持ってこなかった自分にはたして上手く焼けるのか…!?
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フタをして待つこと10分ほど…

そしてご開帳
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うひょひょ…😋

このタイミングで醤油をひとたらし
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いい感じで焼けたらいただきます

🥴🥴🥴口の中が海だぁ…
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続いておまけと化した手羽元さん

唐桑半島のたもとにあるスーパーとホームセンターが合体したような便利なスーパーで購入したもの

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全部たいらげてご馳走様でした〜!

もうとっぷりと夜になりました

キャンプ場に併設されてるシャワーを浴びたら眠くなるまで焚き火と洒落込みます
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薪はキャンプ場周辺で日があるうちに拾っておいた松の枯れ枝です
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ついでにお湯を沸かしてコーヒーでもすすりましょ
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完全に灰になるまでが勝負どころ

来た時よりも美しく──
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夜中の3時ぐらいから出航した漁船のエンジン音がいい感じで響いてきます

海キャンプの醍醐味ですねぇ
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翌朝は日の出と共に起床
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お片付け完了、忘れもの無し!

管理棟に巨大な札を返却して帰りましょう
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利用料一泊450円でまた来たくなるキャンプ場でした

キャンプ場下の漁港で朝の空気を吸い込んで行きます
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ダークブルーの海は透明度が抜群

釣りしながらキャンプもいいかもしれませんね
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その後寄り道しつつ無事帰りつくことができました
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夏の終わりと秋の始まりを感じられる素敵キャンプツーリングでございましたとさ。

ここまでお読みいただきありがとうございました😊

昔ばなしの現地に行こうの巻(みちびき地蔵編)

久しぶりの昔話の現地訪問シリーズです

連休を利用して宮城県気仙沼市の大島まで出かけてみることにしました。

伝わっている昔話はというと

「みちびき地蔵」というお話だそうで…

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昔、現在の気仙沼大島にある村で、ハマキチという名の子どもとその母親が、端午の節句の前日に、他所の田植えの手伝いに出かけた。夕方、その帰宅途中、「みちびき地蔵」という地蔵の辺りを通りかかった。その地蔵は、明日死ぬ者の魂が亡者の姿となって、天国に導いてもらえるように挨拶に来ると言い伝えられている。母子がその地蔵をしばらく見ていると、亡者の姿になった大勢の村人や牛馬までもが次から次へと挨拶に来て、天へと上がっていった。

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この様子を見た母親は怖くなり、ハマキチの手を引いて急いで帰宅した。ハマキチの父にその話をしたが、狐にでも化かされたんだろうと取り合ってもらえなかった。 翌日、端午の節句には大きく潮が引くという慣わしの通りに、島の浜辺の潮が引き、ハマキチ親子も含めて大勢の村人が潮干狩りに出た。その年は例年になく大きく潮が引き、沢山海藻が取れたが、村の老人たちはこんなにも潮が引くのは何十年ぶりだと話している。やがて潮が満ちてくる時間になっても潮は満ちてこず、村人たちはそのまま海藻を採りつづけていた。すると遠くから地鳴りとともに山のように高い大津波が襲ってきた。

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ハマキチ親子は急いで松山に上り、3人とも助かったが、他の逃げ遅れた大勢の村人が津波にさらわれて亡くなった。母親は昨日見たことは本当だったんだと確信した。村の書きつけには、この津波で61人が亡くなり、牛馬6頭が死んだと記されている。みちびき地蔵には今でも花や線香が欠かさずに供えられているそうな…

www.nicovideo.jp

お話を聞く限りやはりというか明治三陸津波東日本大震災を思い起こしますね…

イワナの怪とは異なるリアリティを感じながら

三陸道を朝から飛ばして大島にやってきました

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大島に渡る唯一の橋、気仙沼大島大橋を渡って…

気仙沼大島ウェルカムターミナルに到着

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お目当てのみちびき地蔵はいづこにあらんや?
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謎の萌えキャラに聞いても返ってくるのは波の音だけ
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案内図を見ると島を一周するように道路が作ってあるようです
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ビジターセンターで案内地図をもらって早速向かってみることにしましょう
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三陸のマスコットホヤボーヤくんに見送られるように出発
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島内を周遊するメインストリートに入っていく丁字路を左に入ると案内看板が
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直進すること2〜3分
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みちびき地蔵に到着です

駐車場は軽自動車2台分ぐらい?
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アニメだと小山の上に建っている感じでしたがお堂にお祀りされているみたい
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みちびき地蔵(木像)3体とご対面

彩色されているタイプのお地蔵さんです
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案内看板を要約すると

東日本大震災の大津波により、この地にあった「みちびき地蔵(3体の木製)」はお堂と共に流失してしまった。

気仙沼大島観光協会三陸新報社の協力のもと、全国の支援により再建を果たした。

お堂は京都府の近江工務店によって、建造され、大型トラックで大島に運ばれ建立された。

みちびき地蔵堂再建にあたっては全国の方々の寄附で賄われた。

木製の3体の地蔵は小学生のとき父親を亡くし、供養のため中学校から仏像を彫り始めていた大島高井「丸生」の小野寺佑紀さん(当時大学在学中)が善意で製作してくれたとのこと。f:id:gogonoyokoana:20240907174509j:image

石像の地蔵さんも津波に流されたが3体は後に発見されて今は六地蔵
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周りを見渡しましたが亡者の方々は現れませんでした
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島には少しだけ早い秋の気配
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旅のお供に持ってきていた土偶2体と共に

ja.wikipedia.org

みちびき地蔵が作られたのが1700年代というお話

一番近い地震津波慶長三陸地震(1611年)

さらに遡ると貞観地震(869年)があり、この地に残る昔話はそのことを忘れない為のおはなしではないのかしら…

www.jiji.com

大島にはもう一つ昔話があり、大津波の時には島が南北に分断されてしまうという話があったようなんですが3.11の津波・引き波でそれが現実になってしまいました

memory.ever.jp

www.nippon.com

みちびき地蔵に手を合わせてそろそろ出発することにします
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トモダチ作戦で米軍がホバークラフトで上陸した田中浜に立ち寄ってみることに
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以前のみちびき地蔵は流されて失われてしまいましたが彼等は3.11で亡くなった人々をみちびきに行ったのではないか…?

なんて思う夏の終わりの午後でございました。

ここまでお読みいただきありがとうございます

ひたすら肉を焼くだけのキャンプの巻

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お盆すぎに連休を取ったので久しぶりにキャンプに行ってきました

前日の仕事の疲れやら天気の様子を気にしていたら出発が午後になってしまい

いつもの南会津郡に着いた時にはもう夕暮れ…

https://liondor.jp
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会津のスーパー、リオンドールにて買い出しを済ませて余計なゴミが出ないように食材はトレイからジップロックに駐車場で入れちゃいます

この間に買った鳥肉にタンドリーチキンの元(香辛料ミックス)を入れて保冷剤と共にバッグの中へ入れておきました

この日は日曜日でガソリンスタンドは休みか営業が20時までという南会津らしい仕様

5分前になんとか給油できて嬉しい限り😊

普段24時間ガソリン入れられるのが当たり前みたいな自分の感覚なんですけどこういう南会津っぽい時間がかなり好きだったりします

真っ暗でひやっとした誰もいない国道をいつもの久川キャンプ場まで向かいます

途中の道の駅きらら289で道の駅野宿を敢行する猛者と喋ったりしつつキャンプ場に着いたのが21時近く

そんじゃあ宴でも始めますか〜!

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一品めはタンドリーチキンとおつとめ品のエリンギ先輩
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ついでにヤゲン軟骨も一緒に焼いちゃいましょう

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焼き上がりはこんな感じ

カレー味は全てを解決する…(暴論)
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この日キャンプしている人は奥の木立方面に2〜3組ほど

マイスペースと化した場所には誰もいません

タンドリーチキンをたいらげた自分は2品目にかかります
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あまり見かけない豚タン🐽

ものは試しでなんでも食べてみましょう
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味噌の香りがいい感じ!!
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いい具合に焼けたらワインと一緒にいただきます
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味噌の香りと若干ホルモンみたいな風味…野趣溢れるお肉でございましたとさ。
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食後のスティックコーヒーも山の空気と共に…

洗い物やゴミも少なく出来て嬉しい夜でした

山のひんやり加減を感じつつそのまま就寝
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翌朝は良く晴れて絶好のツーリング日和

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稲刈り前の香ばしい香りを嗅ぎながら秋を感じるツーリングになりました

ここまでお読みいただきありがとうございます😊

 

祭りの陰での巻 その3

日が変わってお盆最終日

先日見れなかった石母田文書(石母田家文書)を見に仙台市博物館までまた出向いてみました
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お盆最終日だからなのか入り口にバレー漫画のハイキューのキャラがあるからなのか博物館は混み混み状態

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www.city.sendai.jp

大航海時代へと題して色々舶来のモノが展示されているようでした

それに関連してキリシタン関係の文書も公開してるって訳ですな
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www.youtube.com

いざ大航海時代へ!

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展示品は正倉院に納められていたような銀化したガラスの器、ペルシャあたりからの鳥頭の水差し、東方見聞録、支倉常長の報告書など貴重なブツがずらりと展示されていました

残念ながら撮影禁止だったので画像はありません…悪しからず

豪華な装丁の稀覯本を横目にお目当ての石母田文書の展示コーナーへ
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😳 🥺🥺🥺🥺

↑崩し字の文書を見てぷゆゆな表情の子供さん達がいっぱいいました

自分もあんまり読めませんけど!

簡単な解説があって崩し字が苦手な人にもなんとか読める展示方法でした
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その後謎のいやげものをチラチラ見て
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駐車場に戻ってきました

次は伊達騒動に関連したある土地に向かってみることにします

ja.wikipedia.org

 


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広瀬川下流にXRで10分ほど走るとありました
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米ヶ袋の縛り地蔵尊に到着
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ja.wikipedia.org

由来書きを見ると伊達騒動で処刑された

伊東七十郎重孝という人物の供養のために建立されたとのこと

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敷地内にお邪魔するとお地蔵さんが縛り付けられてます
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厳重な縛りかたです
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呪術の一種で縛りを解いてほしければ願いを聴いて下さい、という方式みたいです

縛りが解けるのは1年に1回だけ
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光背の意匠がありがたい感じをあげているような…?

解説看板の裏にも解説がありました
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この米ヶ袋という土地は伊達藩の処刑場でした

もう少し後になってから泉区にある七北田に処刑場は移転されることになります
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周りからぽっかり空いたような土地です
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この地蔵尊には伊東七十郎重孝氏を供養するという話とは別にもう一つ伝説があるようで

前回触れた仙台のキリシタン達8名が殉教した際にここ米ヶ袋に首が流れ着いたとか…

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場所的にかなり近いですね

真冬の川に流されて首だけになるんでしょうか?
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何処で見た資料なんですが

キリシタンの遺体をそのまま埋めたり埋葬すると「復活」するという噂が当時あったようで

遺体を損壊する行為が行われていたみたい…

それって若干信じてるってことですかねぇ?

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地蔵尊脇のフェンスから広瀬川の河川敷に下りていけますので行ってみることに
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広瀬川の断崖が近いです
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水は澄んでいて時々ハグロトンボが横切っていきます
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縛り地蔵にもう一回手を合わせて仙台市を後にすることにしました。

元処刑場には少しだけ秋の気配がしているような気がした所で今回はこのあたりで

ここまでお読みいただきありがとうございます

 

祭りの陰での巻 その2

仙台市戦災復興記念館を後にした私はそのまま西公園に向かってみることにしました

案内図を見ると…
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広瀬川の袂に目的地があるみたい

花火大会見物の場所取りやら出店やらの準備で人が行き交ってます

今週のお題「まつり」
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出店は準備万端、あとは匂いでお客を誘うのみみたいな感じ

そんな賑やかな場所を横目に西公園を抜けて広瀬川沿いへ進むと…
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謂れのある桜並木を抜けて…
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広瀬川大橋のたもとまで来ました

右手に降りていく階段があるので降ってみるとありました
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仙台キリシタン殉教碑に到着です
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ここは元和十年(一六二四年)二月十八日と二月二十二日(太陽歴)ポルトガル人宣教師カルバリオ神父日本名長崎五郎衛門外八名のキリスト教徒が、大橋の下の水牢で厳寒のさなかに水責めにあって殉教した遺跡である

この記念像は深沢守三神父の作三体の記念像のうちの中央はカルバリオ神父、その左右はここでの殉教者たちの象徴としての武士と農民像である

一九七一年九月十二日

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要約すると改宗を迫ったが改宗しないので水牢に入れさらに改宗を迫ったが8人とも亡くなってしまったそうな…

(石母田文書)

冬場に水責めかぁ〜…

ja.wikipedia.org

en.wikipedia.org


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水牢跡などは残っていませんでしたが橋脚の袂に妙な穴の痕跡がありました(防空壕あとかもしれない)

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ポルトガルより寄贈された大理石

いつものことながら見学者は私独り
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お祭りの陰で彼等はひっそりと審判の日を待ち続けているのでした

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その後お祭りムード満点の中青葉城の曲輪跡にある仙台市博物館へ石母田家文書を見学しに行きましたが…

https://www.city.sendai.jp/museum/tenji/tokubetsuten/annai/documents/list_202407_02.pdf

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花火大会で運悪くお休みでした

www.city.sendai.jp


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1624年にカルバリオ神父含む8名が殉教

1636年キリスト教に一応の理解があったとされている伊達政宗が死亡(政治的なカードであったのかもしれませんけど)

www.zuihoden.com

1637-1638 島原の乱

そして

1639-1640の大籠集落の殉教へと続いていくことになります

gogonoyokoana.hatenablog.com

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どんよりとした空の下で少し街を眺めるところでその3に続きます