2020-01-01から1年間の記事一覧

万世大路(福島側)に行こうの巻 その1

山中の蛙相撲大会中 2019年の6月ごろ万世大路に行った話 現在真冬の真っ最中なので早く春が来てコロナ先輩もどこかに行ってくれないかしらん…などと考えております maps.gsi.go.jp いつもの国道13号線を福島側より東栗子トンネル直前を右折、普通の車…

鉄火裁きのこと 机上調査編

先日福島県立図書館で色々調べた結果、塚のおおまかな位置が確認できた。 図は西会津史談5号・8号・西会津町史などを参考に地理院地図に自分で書き入れたものです 塚の周囲の林道は2000年代に新しく作られたもので当時は存在していません 足塚は松尾村…

福島県立図書館に行こうの巻

なかなか休みが取れずにむずむずしていたが今日やっと休みになったので福島県立図書館に行ってきます サイクリングがてら行こうかななんて考えていたけれどこの雪では無茶がすぎます… よって車で行くことにしました。 道の駅 あつかしの里で休憩☕️ サイクリ…

オオカミのおふだのこと

先日山津見神社にオオカミ絵を見に行った際 おふだを購入してきた。 聞けば一年交代で貼り替えるのだそうな 年神様と同じ感じなのだろうか? なんだかものすごくご利益がありそうですが はてさてどこに貼りましょうかね?と考えていたけれど とりあえずグレ…

鉄火裁きのこと 机上調査決意編

先日買った日本神判史に地図は載っていなかったので 福島県立図書館に行かねばならない。 西会津の図書館に行かねばならないかも?なんて心配していたらさすが県立図書館やりますなぁ コロナ先輩のこともあるしソーシャルディスタンスを保ちつつゆるゆるサイ…

オオカミ絵を見に行こうの巻 その3

絵の向きがバラバラなのはどの方向から見ても絵が見えるようにしたからだとか 喜んでいる? 子連れ狼 かわいい あくび? 寝る 金粉が星のよう 2013年4月の火災・焼失からオオカミ達が2016年10月、色々な人達の協力でここに帰ってきました。 失ったものは大き…

オオカミ絵を見に行こうの巻 その2

県道を進んでいくと飯館村に入る 伊達市と飯館村の境にある牧場ではポニーが数頭佇んでいました。 近くに寄ってきてもらったのでパシャリ 案内看板に従ってそのまま道なりに進むとイノシシ除けの金網がビッシリと家や畑の周りを覆っていました。イノシシ増え…

オオカミ絵を見に行こうの巻 その1

かわいらしい表情のおふたり 本日はお休みで絶好のツーリング日和でございます 本格的な冬が始まる前にオオカミ絵を見に行くことにしました。 オオカミ絵があるのは山津見神社という神社で福島県の飯舘村にある。 早速朝のはよから飯館村に向かうことにした …

鉄火裁きのこと その3

案内看板より 「次郎右衛門は三度までおし戴いて傍ら三方の上に置いたのですが、清左衛門は受け取るとすぐに護符が燃え上がり、鉄火を投げ出して斃れてしまい、決着はつきました。 清左衛門はその場で御成敗、 その遺骸を頭部、胴部、脚部に三分割し、両村の…

鉄火裁きのこと その2

明るい雰囲気の神社でした 例の看板に気づくまでは… blog.goo.ne.jp http://www.mt-pedia.com/archives/2014/09/3040.html dokushojin.com ↑引用・参考にさせていただいたHP・ブログ 日本神判史という本によると 一、事件の発端 縄沢村・松尾村(現西会津…

鉄火裁きのこと その1

鉄火裁き・鉄火というものをご存じだろうか 旅先で寄った神社の看板にえぐいことが書かれている 「鉄火裁き」とは裁判を行っても、どちらの言い分が正しいか決めかねる時、神前で焼けた鉄の棒を握り取った方を勝ちとしたものだそうな 看板を書き起こしてみる…

万世大路(山形側)に行こうの巻 その3(完)

昭和の隧道は中で崩落中でした あと何年形を保っていられるのだろうか 明治隧道に目を向けてみましょう 極限までズーム 内部は崩落しており天然の洞窟を思わせるような風格 でも… ちゃんとノミの跡があるんですよね 明治時代に人間の手で作られた隧道なんで…

万世大路(山形側)に行こうの巻 その2

あまりにも道が荒れていたのでXRくんをかろうじて退避スペースのような所に駐車 そのまま300メートルほど進むと出ちゃいましたねぇ 写真左が昭和・右が明治の隧道とのこと まるで古代遺跡のような佇まい 空気の層が違うせいか屈折している 歳を経たもの…

万世大路(山形側)に行こうの巻 その1

万世大路お好きですか? ということを言われてみたい今日このごろですが皆様いかがお過ごしでしょうか。 2018年6月ごろ万世大路に行ったその時の記録。 やはりスケールの大きい廃道・廃隧道は謎の圧倒感があるんですよね。 そんなわけでもう山の中です…

車を買わねばならない問題のこと

通勤で使っている車がそろそろ限界に近いような気がする 距離は20万キロを超えオイルの消費も激しい さらに発進時白煙を時々吐きまくるのだ ピストンリングの摩耗か? 後続車の方々にはすいません…と心の中で謝るしかないのが歯痒い で、以前からお世話にな…

木賊温泉のこと

南会津の奥の奥の木賊温泉(とくさおんせん)が好きだ。 南会津に行ったらここの温泉かパナソニック温泉(※)に入らないと南会津に来た気がしないと言っても過言ではない。 他にも色々温泉がありますが木賊温泉の独特な雰囲気がいいのです つげ義春さんも訪…

グレートジャーニーのこと

今年の春にグレートジャーニーを買った。 小さい頃にドロップハンドルの自転車に魅せられて以来買う機会を伺っていたのだ(勇気が無かったとも言う) 中古で手に入れたので言わば掛けに出たのだ。 地球を3周ぐらいしている状態のものが来るかもしれないし 部…

阿武隈急行サイクルトレインを使ってみようの巻 その3(完)

阿武隈川沿いを走る 国道349号線は阿武隈川の際を沿うように作られておりかなり細く蛇行している区間がある 2019年の台風による土砂崩れの跡も生々しい 道も山から出水している所もあるので通行する際は気を付けて行ってほしい marumori.jp やしまや…

阿武隈急行サイクルトレインを使ってみようの巻 その2

阿武隈急行のHPによると ① サイクルトレイン運行時間帯平 日 下り線 福島駅 10:00発 梁川行から 梁川駅 15:48発 槻木行までの間に運行する下り線 16本 上り線 富野駅 10:01発 福島行から 槻木駅 15:43発 梁川行までの間に運行する上り線 …

阿武隈急行サイクルトレインを使ってみようの巻 その1

阿武隈急行という路線がある。 福島と宮城を結ぶローカル路線で阿武隈川沿いを走るローカル路線だ。 www.abukyu.co.jp 2019年10月に発生した台風19号で被災し不通区間があるので サイクルトレインを利用しつつその不通区間を自転車で走ってみようと思い立っ…

七里沢隧道に行った話 その5(完)

錆びて朽ちた鉄骨 出口はもうすぐそこ 隧道内は少し漏水はあるもののコウモリのフンのにおいなどはしなかった。 風通しがいいのかもしれない 出口を振り返ってみると崩落が激しい… ここから先も一応県道なのだが地図上では破線になっている 来た道を戻って帰…

七里沢隧道に行った話 その4

少し劣化が見られるが普通のコンクリート巻き立て工法 奥へと進む 途中から素掘りになってきている ここからが七里沢隧道の本領発揮だ なぁにこれ… 被覆していたアーチ状の鉄骨と木版がボロボロじゃあないですか 振り返って撮影 全体的にひしゃげてきている…

七里沢隧道に行った話 その3

穴目指し 藪が濃い濃い 法隆寺 地面が多少ガレてはいるが軽い2輪や自転車ならなんとか進めそう 道の終わりというのをしかと感じる… ん? 15分ほどガレた道をのぼっていくと出ましたよ。 やっぱりこの瞬間がたまらなく好きなんですよね 七里沢隧道 到着 は…

七里沢隧道に行った話 その2

大熊大橋を渡り赤井畑方面へ左折する 通行止めの看板がこんにちわ 現役の県道なんですよね…? 植林された杉林が続く 小さな橋を渡ったすぐ跡に現れた ガードレールの隙間からワープすると現役の県道とは思えないほどの荒れ模様…やはり探索は冬がいいのかもし…

七里沢隧道に行った話 その1

2020年1月ごろ七里沢隧道に行った話 かねてより「あるらしい」との噂を聞いていた。 どうやら廃道化して50年は経過しているらしくネットで調べていても古い情報しか出てこない。 これは是非この目で見てみたい、と勇んで出かけてみた時の記録。 https://ma…

午後の横穴

自分が行った、見た、体験した時々の記録簿としてブログを綴っていきたいと思う。 根岸鎮衛翁曰く 「語る人の偽はしらず、見聞きしことをありの儘に記して、予が子弟に残し置きぬ。」 午後の横穴か後家の横穴か迷ったが午後の横穴とした。 午後の横穴 時々横…