はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」、今週のお題「自由研究」ということで思い出話でもひとつ
昔ばなしの現地に行ってみることにしました。のその2です。
その1はこちら
1日目に泊まった土呂部キャンプ場を夜も明けきらぬうちに車やバイクが入れる最終地点の女夫渕駐車場にむけて出発します
鬼怒川がだんだん細くなってきました
太平洋側に住んでいる人間だからこそ思うんですが、日本が太くなっている所というのはなんて恐ろしく山深くそして美しいんでしょうね?
途中で平家塚なるところを発見、チラ見しましたが説明書きの伝承の恐ろしさたるや
「塚を見ると目が腐る 塚を指さすと指が腐る 塚に足を踏み入れると足が腐る」
ということで写真が撮れませんでした…
そんなこんなで午前7時半ごろ女夫渕駐車場に到着、バイクを置き登山装備を整えて奥鬼怒歩道に向かいはじめます
写真に写っている道路は奥鬼怒スーパー林道で自然保護のため一般車は通行禁止の道路になっています
鬼怒川の流れが澄んできました よしここらで根流しでもしねぇか?
奥鬼怒歩道の入口にそうこうしているうちに到着
ここからは地図上では破線の奥鬼怒歩道を歩くことになります
入口近くの看板を眺めていたら初老のおじさん二人組YさんとAさん(仮名)に声を掛けられて二人とも鬼怒沼に行くと言うのでご一緒することにしました
・ここでおじさん二人組と行動を共にしていなかったら…?
写真を見るとわかるんですがおじさん2人組のペースが速いこと速いこと…
グングン距離が開いていきます(その節はご迷惑だったろうなぁ~)
小休止の時間にお話しを伺ってみた所、
二人ともフルマラソンに出場している猛者だと判明
速いわけですよねぇ!!!??
こちとら鬼怒沼の機織り姫の裸体がほんとに見れるのかを調べにきましたウヘヘ
なんて言えるわけがない!!
不純な思いで登山するのは自分だけ…????
機織り姫の裸体が脳内から離れぬ中がけ崩れポイントに何か所も遭遇
治山工事もそこかしこで行われていました
・もしあのまま登山を続けていたら…?
おしゃれな作りの八丁の湯
和風な加仁湯
加仁湯の傍には足湯もありましたが入っている時間などあるはずもなく涙をのんで写真だけ撮ってお別れ
不純な気持ちの登山客を追い払うためか獰猛な(?)番犬がしっぽを振ってお出迎え
ザ・温泉宿という言葉が似あう日光澤温泉
番犬達がのんびり日向ぼっこしていました
日光澤温泉の渡り廊下の下をくぐるといよいよ鬼怒沼への登山道へと入っていきます
それにしても凄い所に建っているもんですなぁ~
その3に続きます