諸星大二郎さんはいいぞ
珍しく本の紹介を書いてみることにしました。
諸星大二郎さんの漫画を明け方に読んでいました
やはり仄暗い時間に一気に読んではぁ〜っとため息を吐くのがいいんですよね
漫画の雰囲気が何だろう?
明るくなってきた空を見て目を瞑ると一瞬だけ瞼に映るネガポジ反転のような世界?
それとも目が悪い人が見ている世界?
薄目を開けて隙間から覗くぼやけた世界?
小さい頃に怖かった仏間や蔵の静かに暗い世界?
どういう風に諸星大二郎ワールドを表現したらいいのかわかりませんが言わんとしていることは伝わりますかしらん…
絵柄で敬遠するのはもったいない人、それが諸星大二郎さんなのです
読んだ本は妖怪ハンター稗田礼二郎シリーズの番外編(コミック文庫)
「妖怪ハンター稗田の生徒たち」
・美加と境界の神 ※コミック初収録
・夢見村にて
・悪魚の海
どれもどこから読んでも面白く妖怪ハンターシリーズを読んでいない人にも楽しめる短編集でした。
本屋さんでどうぞ。